ぽちぽちいこか。。
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Author:rinrintree
宿のおかみであり母であり妻である私が感じたことしたことを気ままに書いています。人間として少しずつでも成長していけることを願いながら・・

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この夏は本当にいい夏だった。
新婚旅行も行かなかった私たちは
ずっと旅行らしい旅行もせず
自分たちの道を探すことに懸命だった。
多くの人たちと休みの合わない私たちは
大切な友人たちとゆっくりと過ごす時間もなく過ごしてきた。

宿を始めて5年、
少しなんだか一息入れてみないかと
大きく何かを動かす前に客観的に自分たちを見つめてみないかと
そんな感じで
沖縄、八重山8日間の旅へ出かけた。

沖縄、そして八重山にあまりにもたくさんのものをもらい過ぎて
何から伝えたらよいか分らなかいが・・・
私たちが思い描き進もうとする道は間違いではないと
確固たる自信をもらった。

人間が本来、大切にすべきもの
そこんところをしっかりと持ってさえいれば
どんなことも乗り越えていけそうな気がした。


宿で迎えるたくさんの人たちひとりひとりが
私たちの築いてきた宝もので
その笑顔が
私たちを支えている。

石垣島 りんぱな、やらぶ食堂、タフィア、マンゴー、かき氷、さんご、台風
沖縄 奥武島、民宿おうじま、飛び込む少年たち、もずく

みんなが教えてくれたものを
まるごと抱えてずっとずっと・・・・・・・
抱えたまま、また始めていきます。

沖縄そして岡野夫妻、小菅ファミリー、夏の思い出ありがとう。
お客さんの少ない今の時期でも
日々の仕事に追われ忙しく過ごすことが多い・・
何もしないという時間を持つことはかなり難しい・・・
何もしないということがなぜかもったいないと思ってしまうようになっている。

子供たちが大きくなり2人とも2つの習い事をしている。
1つは同じ習い事。もう1つは別々。
合計3回送り迎えをする。
家から習い事をする町までは車で20分から30分かかる。
子供たちが習い事をしている間、私は様々なことをして待っている。

裁縫、編み物、読書たまに昼寝。
さわやかなこの季節は水筒にコーヒーをいれ
昼間は川原の橋の下(編み物をしてたら毛糸が川までコロコロころがりジャボンてこともあった)
夜は明かりを求めて自動販売機の前やコンビニの駐車場の前
そんな場所で待つ。

日も長くなったので昨日は夕方の1時間半を公園で過ごすことに決めた。
丘の上にあるその公園はとても身近な場所にあり、
保育園時代、子供たちにとっては定番の遊び場だった。
しかし私はこの5年間なぜか一度も足を踏み入れたことがなかった・・・

登ってみよう・・・ふとそう思い公園のある丘を歩いた。
いつも見ていた場所を少し高いところから見下ろす。
いつもは賑やかそうに思えたその町も静かな静かな田舎の一角だった。

座っていた場所にそのまま寝転がると
広い空はとても優しく
夕方の柔らかい陽ざし
聞こえてくるのは風の音、木々のざわめき、鳥の声・・・・
近くを通る車の音はどこに消えてしまったのだろうか・・・


何もしない時間には何も生まれてくることがないと思っていた

しかし頭と体を休ませ
何もしないで感覚だけを研ぎ澄ませると
たくさんのものたちが生きていて私に話しかけてくるのだ。
自分をただひたすら忙しくすることで何かを得ていたような気がしたが
私に話しかけてくるたくさんの大切なものに気付かないでいたんだ・・・・
と悲しくなった。

そういえば誰かが言ってた。
「忙しい」という字は心を亡くすと書くと・・・・

私に話しかけてくれる声にいつでも応えられる自分でいたい。
     CA390176-0001-0001.jpg

ゆっくりと待つこと。
じっくりと見守ること。

このふたつは私を含め現代人ができなくなってきている本当はとっても大切なこと。
先日そんな二つのことをせとやまさんとルピナスから教わった。


せとやまさんは私たちにとってもおいしい野菜を届けてくれる人。
せとやまさんは土をあまり耕さず、肥料もあげす、もちろん薬も使わない。
「種にはものすごい力があるんです。だからその力を信じて人間は少しだけ手助けしてあげればいいんです。うまく育っていないように思う野菜でも待っていれば必ず実をつけ種となり土に還る。」
急ごうとするから薬を使い肥料をまき・・・
待てない人間・・・


今年初めて花を咲かせたルピナス。
周りのおうちの庭では見事な花をいくつも咲かせているのに
我が家のは花芽がつかない・・・・
なんでだろう・・・・
なんでだろう・・・
と思い続けて5年。
今年たくさんの花芽をつけ花を咲かせた。
私は本当にうれしかった。
待つことの幸せを教えてもらった。

もしかしたら結果は出ないかもしれない。
でもこれからはもう少し待つこと見守り続けることができるように生きたい。


                                             
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昨日、長女の担任から電話があり、
長女が鉄棒をしていて顔から落ちたという。
先生はかなり恐縮していて何度も謝ってくださった。
傷がかなりひどいという事で学校側から説明をしてくださるという。
あわてて学校へ向かう。

担任の先生、保健の先生、教頭先生、校長先生、なぜか次女の担任の先生、他にも・・・
が出迎えてくださり皆さんが私に頭を下げる。
傷は私が想像をしたのを遙かに下回る軽いものだった。
こんな事でこんなにたくさんの先生方に心配され
嬉しいのと同時に恥ずかしい私・・・
昔は子供のこんな怪我は日常茶飯事だったのに・・・

しかも話をよく聞くと彼女は自分で新しい技に挑戦して
手を滑らせ落ちただけで本人がしたことであって先生が悪いわけではない。
親としては誰も攻めるわけでもなく
彼女のチャレンジ精神を褒めてあげるだけだと思う。
またチャレンジできるように応援するのみだ。

今の先生は本当に大変だな〜

学校に預けているのだからと先生に責任を求めるのではなく
学校に預けている!ということでなにかあった場合は
そこに任せた責任も親はしっかり背負わなくてはいけない。

今の人は自分の責任を自分で背負えなくなっているのかもしれない・・
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先日、次女の遠足があった。
そのお弁当を長女が作ってあげる!と以前から買ってあったお弁当づくりの本を手に
張り切っている。
彼女の実用書好きは私の子供のころとよく似ている。
次女も計画の段階では作ってもらえることを嬉しそうに
献立を姉に注文していた。

ミートボール
卵焼き
ほうれん草とコーンのバター炒め
タコウインナー
のり弁


当日朝、5時長女を起こし厨房に立つ。
簡単な仕込みは私が手伝い、あとは長女に任せた。
ところが、まだ寝てていいよ!という私たちの声も聞かず
次女は半そで半ズボンの体操着姿(遠足の服装)で私たちの周りをうろつく。
長女のやっているそばから手を出す。
完全な邪魔なら叱れるのだが
のんびり丁寧な長女より大雑把だが手際がよい次女に思わず感心・・・
長女は私が作ってあげるって言ったのに・・とふくれっ面。

したいしてあげたいの争いの中ようやくお弁当は出来上がった。

遠足から帰ってきた次女のリュックの中から
誰よりも先に長女がお弁当箱を広げる。
空っぽのお弁当箱と次女の
「おいしかったよ。しなちゃんありがとう。」
に満足そうな笑顔。

その顔は小さなお母さんのようでした。



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